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バイクガレージと仕事場。デッドスペースを少なくした間取り＆コンパクトな動線

家づくりでこだわったのは、愛車のバイク２台をおさめるインナーガレージと仕事部屋（書斎）をつくることと、デッドスペースを極力少なくして空間を余すことなく使い切ること。「インナーガレージの中は内装にもこだわりました。仕事部屋はあえて一度外に出てから入る動線にすることで、ON・OFFが切り替えやすいようにしています。収納は多くて困ることはないので、階段下空間などを活かしてたくさんつくりました。玄関から洗面へ抜ける動線とまとまった水回り空間のおかげで毎日の暮らしがスムーズ。思い描いた通りの生活ができています」。

「防犯面を考えて、土地はあえて道路から奥まった場所に建てられる旗竿地を選びました」。黒と木目のかっこいい外観は、雨音などが気になりにくいサイディング仕上げ。縦のラインを強調する張り方にして、建物にボリューム感がでるようにしている

建築家とじっくり打ち合わせをしてできた動線

「仕事柄、服が汚れていることが多いので、帰宅したらリビングを通らずに洗面へ行けるようにしました。建築家さんは話しやすくてアドバイスも的確にしてくれました」

シューズクロークは階段下の空間をうまく活用した。天井が低い場所はハンガーパイプを取り付けアウターなどを収納する場所に、天井が高い場所は棚板を取り付け、靴収納にしている

石目調の天板に、LEDライトが光るミラーを合わせた洗面脱衣室はホテルライクな空間をイメージ。

「洗面は朝、混み合わないように広くしました。子どもができたら一緒に並んでハミガキできたらいいなと思って、洗面台も広くしています」

可動式の棚をたくさん設けた室内干しをするランドリールーム。ウォークインクローゼットともつながるので洗濯動線が短く、家事ラクが叶います。

市販のシューズボックスを活用してコストダウンを図った玄関。

「シューズボックスのサイズと取り付け位置を考えた時、ベンチがあるといいなと思って作りました。荷物を置いたりできて便利です」

正面のスリット窓から外が見え、開放感がある。

こちらは夫・Mさんの仕事部屋（書斎）。「南から明るい日差しが入るようにデザインしてもらいました」